開発者インタビュー
お客様が喜ぶ「米ぬか調味液」の新ビジネス
開発者に新ビジネスについての構想をお聞きしました。
当社で出来ることは?
- 美味しい食べもの、食べてきれいになる食品、健康に繋がる食品
- 栄養価(微量成分)の高い食品
- 食品に栄養価(微量成分)の面より付加価値を付ける
当社開発の「米ぬか調味液」で、食する喜びを実現できないか?
「米ぬか調味液」の原料は?
「米ぬか調味液」の原料は、肌糠(米糠)である。玄米は昔から多くの微量栄養成分を含み体に良いと言われていた。
良い成分が、詰まっている。「米ってスゴイ!!」
「米ぬか調味液」の有効性は?
- 現代人の食生活は、栄養的に偏った食事で、栄養バランスが悪くなっている。肌糠(米糠)由来の新規調味料で、栄養改善が出来るのでは。
- 当社のみそ・しょうゆ製品に肌糠(米糠)由来の新規調味料を添加することで差別化ができる。また、新製品の開発(ドレッシング・タレ類)に繋げる。
- 実験で、微生物(酵母)培養用の原料としても使用出来る事が判明。
だれに食べてほしい・活用法は?
- 健康が気になる30~40代→偏食による食事バランスの改善
- 女性が喜ぶ美容商品→サプリ・栄養補助食品・洗顔パック?
- 食品製造業→製品に添加する栄養強化原料素材
- 微生物の研究者→低コストマルチ栄養培地
今後の目標
- 生活習慣病等、健康が気になる30∼40代の方が「米ぬか調味液」入りの食品を毎日の食事の中で食し、微量栄養成分の補給が可能となり、健康維持に寄与する。
- 栄養機能食品の規格基準値と比較して、「米ぬか調味液」の分析値は、マグネシウム・鉄・ビタミンB1・ビタミンB6においては、1日当りの摂取目安量に含まれる栄養成分量の下限値を上回り(別表参照)、他成分においてもある程度含有している。栄養機能食品として販売の可能性があり、製品に添加する栄養強化原料素材(ただし、消費者庁表示の改正に注意)として、当社の新製品開発に活用する。また食品製造業へ販売する。
- 微生物、特に酵母の培地として、培地製造メーカーに特許権使用許可の形で商談する。
別表:栄養機能食品の規格基準について
栄養成分 | 1日当りの摂取目安量に含まれる栄養成分 | 米ぬか調味液分析値100g当り | |
---|---|---|---|
下限値 | 上限値 | ||
亜鉛 | 2.10mg | 15mg | 1.97mg |
鉄 | 2.25mg | 10mg | 2.62mg |
マグネシウム | 75mg | 300mg | 363mg |
ビタミンB1 | 0.30mg | 25mg | 0.61mg |
ビタミンB2 | 0.33mg | 12mg | 0.07mg |
ビタミンB6 | 0.30mg | 10mg | 1.12mg |
ビタミンE | 2.4mg | 150mg | 1.4mg |
パントテン酸 | 1.65mg | 30mg | 1.52mg |